シカゴ連銀エバンス総裁、インフレ率2%未達でも利上げの可能性を示唆

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シカゴ連銀のエバンス総裁によれば、インフレ率が「平均2%になり始める前に利上げを開始することはあり得る」とのこと。

 

 

これにより、ドル高金安が加速しました。

 

エバンス総裁はOMFIF(公的通貨金融機関フォーラム)で、FOMC(連邦公開市場委員会)が導入した新たな枠組みについて、インフレ目標の「平均が何を意味するのか、依然として協議の余地がある」と語りました。

 

前回のFOMCの内容について、市場参加者の多くは”インフレ率が2%に到達するまで利上げは見送られる”と解釈しただけに、為替市場でドル高が加速しました。

 

【ドルインデックス(日足)】
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ドル指数の日足チャートを眺めると、5月以降、レジスタンス(上値抵抗線)になっていたトレンドラインと50日移動平均線を上にブレイクアウトしたことが確認できます。

 

そのため、短期的には200日移動平均線の97.11をターゲットにドル高基調が続く公算が大きいです。

 

【金先物価格(日足)】
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また、ドルと逆相関の関係にある金先物価格はこれまでサポートラインとなっていた50日移動平均線を下にブレイクアウトしたことで、調整局面を迎えました。

 

ターゲットは8月の安値1874ドルですが、それを下回るようなら1780ドル水準のサポートラインをターゲットに下落する公算が大きいです。

 

そのため、金価格よりも変動率の大きい金鉱株も調整局面を迎えることが予想されます。

 

【ヴァンエック・ベクトル・金鉱株ETF(GDX)】
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金鉱株ETFはすでに50日移動平均線を下回っていることから、目先のターゲットは200日移動平均線になります。

 

 

ただし、強気のトレンドチャネルを形成していることから、長期的には心配する必要はありません。

 

【ヴァンエック・ベクトル・金鉱株ETF(GDX)】
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金鉱株ETFの週足チャートを眺めると、強気のトレンドチャネルを形成していることがわかります。

 

サポートラインは35ドル水準にあるので、現在の水準から10%超の調整局面は覚悟する必要があるものの、その後再び株高基調が続くことが予想されます。

 

このように、金鉱株をはじめとしたコモディティ関連株というのは、ボラティリティが大きいためポートフォリオのコア銘柄には不向きですし、バイ&ホールドといった買い持ち戦略も不向きです。

 

そのため、金鉱株に投資する場合はポートフォリオの10%までと決めて投資をするのがいいと思います。