利確タイミングがうまくいかない2つの原因と克服法

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さて、今回は「利益確定(利確)」をテーマにお話していきます。

 

 

利確(利益確定)って「これから先の未来の値動きを予測」した上で
「ここでの利食いは早すぎないか?逆に粘りすぎていないか?」
自ら判断を下していかなくちゃいけないですからね。

 

 

利確はFXトレードの中でも特に迷いが生まれやすい局面でもあるので、エントリー以上に苦手意識を持っている方も多いんじゃないかと思います。

 

 

実際FX歴10年を超えている私自身も、いまだに「もっと伸ばせたやないか〜い」とか「早めに利確しておけば・・」とか毎回のように反省しているので正直、利確を完璧にできる人なんてこの世にはいないだろうなというのが個人的な持論です(笑)

 

 

ですが!そんな難攻不落な利益確定(=利確)にも、FX初心者がよく躓きやすい2つのポイントがあるので、うまくいかない原因と克服方法さえ知っていれば、私と同じレベルくらいの利確判断なら誰でも身に着けられると思いますよ。

 

 

そこで今回は私自身の失敗をもとに「利確下手な人→利確上手な人」へステップアップするための克服方法をまとめていきます。

 

 

利確判断を少しでもコントロールできるようになれば、今まで微益や損切りで終わっていたトレードが、十分に含み益が出ている価格で利確できるようになるので、手元に利益を残せるようになります。

 

 

イマイチ利確のタイミングに自信が持てない人
そもそもどこで利確するのが正解なのか分からない人

 

 

良かったら参考にしてみてください。

 

利確が上手くいかない人の失敗例は、2パターンのみ!

 

 

あくまで自分の失敗談ベースになってしまいますが、ほぼすべての利確が上手くいってない方の失敗例は、基本的に①or②いずれかのパターンに集約されるのではないかと思うんです。

 

 

①ビビリ利確(=利益が乗ったらすぐに利確してしまう)

ビビリ利確

 

 

含み益になったら「ちょっとでも減る前に利益を確保したい!」という気持ちが強く、少しの含み益で決済してしまい利益は5〜10pips程度の微益にとどまる。

 

 

そして利確後にさらに伸びたりして悔しい思いをするパターン。

 

 

②欲張り利確(=欲が出て必要以上に利益を追いかけてしまう)

欲張り利確

 

 

ポジションを持つ際に目指す利幅が大きすぎたり、利確までのシナリオが描けず、含み益になっても「まだまだ伸びるだろ…」と思っているうちに、結局は含み益が大きく目減りし、利確の機会損失になっているパターン。

 

利確が苦手な方であれば「あ、これってアタシのことかも!」と思い当たる節があるのではないでしょうか。

 

 

つまり利確が苦手という方は、1番ベストな利確タイミングに対して「①利食いを早まるor②利食いが遅れる」いずれかの利確判断に偏ってしまうことで、結果的に利益が伸ばせなくなっているわけです。

 

 

ということは、自分がどちらのパターンに当てはまるかを理解し、各パターンにあった対策をしていけば、誰でも利確判断を軌道修正していくことができるようになるんじゃね、というのが私の考え方です。

 

 

では、具体的にこの2パターンには、それぞれどんな症状があって、どのように克服していけばいいのか?

 

 

各項目ごとに対策を練っていきましょう。

 

 

①すぐ利確してしまう人は、利食いを伸ばす成功体験を積もう

 

 

すぐに利確してしまう人とは、ベストな利確ポイントに到達する前の目先の値動きに惑わされてしまっているタイプですね。

 

 

「ちょっとでもマイナスになりそうな値動き」に過剰に反応してしまい、利益が目減りすることを恐れるあまり5〜10pipsくらいでもすぐに利確してしまう状態です。

 

 

ビビリ利確

 

 

こんな症状に陥ってしまう人は「自分が狙った利確タイミングまで利食いを伸ばせる」という成功体験を積んでいくことで、利益を伸ばしていけるようになるでしょう。

 

 

この症状に陥ってしまう人の多くは「圧倒的に成功体験が不足している」ことが利益を伸ばせない原因だと私は考えています。

 

 

かつての私自身もそうでしたが、いくら頭では「損小利大=利益を伸ばすこと」が重要だと理解していても、それを腹落ちさせない限り、つい目先の確実な利益確保に走りたくなってしまうんですよね。

 

 

なのですぐに利確してしまう人は、まず「自分自身で利食いを伸ばす成功体験を積み重ねること」が重要だと私は考えています。

 

 

具体的に利食いを伸ばすための克服プランは、こちらの2つですかね。

 

 

〜利食いを伸ばすためのコツ〜
・ロット数(掛け金)を調整して、損益額による恐怖心を軽減する!
・トレール注文を活用して、利益を確保しつつ含み益を最大化させる!

ロット数を調整して、損益額による恐怖心を軽減する

 

これはチキン利食い対策でも口酸っぱく言ってきた話ですが、損失や含み益の減少に対する恐怖といった「メンタル面」が原因で利益を伸ばせない人が非常に多いです。

 

 

ビビリ利確

 

 

ちょっとの含み益で決済ボタンをポチりと押して、利確してしまう方はそもそもロット数(=掛け金)が大きすぎるかもしれません。

 

 

なのでそんな人は、まずロット数(=掛け金)を上手く調整することで、損失や利益の減少による恐怖心を軽減していくことが先決です。

 

 

ロット数を落とすことで、1pipsあたりの利益額は減ってしまいますが、利益を引っ張りやすくなるので総合的には利益が残る可能性は高まると思います。

 

 

トレール注文を活用して、利益を確保しつつ含み益を最大化させる

 

 

また目先数pipsですぐ利確してしまう人は、実際にポジションを保有する時にトレール注文(トレーリングストップ)で利益を確保しながら、利益を伸ばしていくことをオススメしています。

 

 

トレールのやり方

 

 

トレールとは、逆指値を損切りではなく利益確定に使う方法で、例えばプラス40pips含み益があったら、+20pipsに逆指値を置き、現価格がマイナス方向に動いたとしても最低限20pipsは確保できるようになる方法です。

 

 

ある程度利益が乗ったタイミングで逆指値を動かしておけば「最低でもこのくらいの利益を確保できている!」という気持ちに余裕を持てるようになります。

 

 

「切られて当然、伸びればラッキー!」という無敵状態のメンタルでチャートを見守ることができるようになるので、無理なく利確目標まで利益を伸ばしていけるようになるでしょう。

 

 

また上手く利益を伸ばすことができて、さらにストップを引き上げていけば、最低限の利益を確保しつつ、利益の最大化を図ることができます。

 

 

②必要以上に利益を追ってしまう人は、利確シナリオを描こう

 

 

②の必要以上に利益を追ってしまう方は、①の人とは違って目先の値動きは気にせずに相場を見守ることができている人だと思います。

 

 

欲張り利確

 

 

ただし「どこがベストな利確タイミングなのかを把握できていなかったり」「見立てた利確目標が遠すぎたり」といった状況で、気づいた時には含み益が目減りしてしまうんですよね。

 

 

なのでこの症状に当てはまっている方は、ポジションを持つ前にしっかりと利確までのシナリオ(=トレード戦略)を描き、あらかじめ利確タイミングを把握できるようになれば克服できるでしょう。

 

 

具体的に利確までのシナリオを描くコツは、こちらの2つですね。

 

 

〜利確までのシナリオを描くコツ〜
・エントリー前に利確までのシナリオを描けるようになる!
・各エントリーポイントごとの利確目標を把握する!

エントリー前に利確までのシナリオを描けるようになる

 

シナリオを描く際に利確ポイントの目安になり得るのは、「利益方向に抵抗となり得るもの」です。

 

 

チャートの中には、抵抗帯といって「多くの市場参加者の注文が集まりやすく、それまでの流れが止まりやすくなる」価格帯があります。

 

 

レジスタンスライン

 

 

イメージとしては「見えない壁」といった感じでしょうか。

 

 

レジサポラインや前回高値・安値などが有名ところですね。そういった価格帯では、それまでの流れが一旦止まりやすく、価格が逆行してくる可能性が高くなります。

 

 

つまりポジションを持つ際に、あらかじめ利益方向への抵抗となり得るポイントを考えておくことで、そのポイントまで価格が動いてきたら「逆行の可能性が高くなるから、ここで利確しよう」と決断できるようになるのです。

 

 

例えば下の画像の押し目買いポイントで仕掛けようとします。

 

 

USDJPY1時間足
押し目買いポイント

 

 

この場合、抵抗となりそうなところを探すと、まずは前回高値が考えられます。

 

 

また上昇の勢いも強いので、前回高値を超えてくるだろうと考えた場合、次に抵抗となりそうなのは過去の高値ポイントが考えられると思います。

 

 

このようにポジションを持つ前に、あらかじめ利益方向への抵抗となり得るポイントを想定しておくことで、「どこがベストな利確タイミングなのか」を事前に把握できるようになるため、利確タイミングの見逃しを減らせるようになるのです。

 

 

各エントリーポイントごとの利確目標を把握する

 

とはいえ、なんのあてもなく利確目標を探すのは大変だと思います。

 

 

特にFXはじめたばかりの方だと「いきなり抵抗となりうるポイントを探せ・・」といわれても、どこから手を出せばいいのか戸惑ってしまう人も多いことでしょう。

 

 

そういった方は、利確目標として意識されやすい価格帯を1つの目安にすることをオススメします。

 

 

実は各エントリーポイントによって、おおよそ利確目標となりうる節目は決まっています。

 

 

各相場状況での利確目標

 

 

なので、利確目標を探すのに慣れていないうちは

 

①各エントリーポイントごとの利確目標を見つけて
②各トレードごとに数pips単位でポイントを微調整する

 

 

という形にしていくと、毎トレードでベストな利確目標を見つけられるようになるかと思います。

 

まとめ:それでも利確を完璧にできる人なんていない

 

さて、ここまで利確の方法を解説してきましたが、それでも利確を完璧にできる人はいないとORZは考えています。

 

 

「もっと伸ばせば良かった!」
「早めに利確しておけば良かった!」

 

 

FXキャリアは10年を越している自分も、いまだ利確後にいろいろ思い返すなんてことも日常茶飯事です。

 

 

戻り売りポイント

 

 

ただ、FXってなにも完璧なエントリータイミングを競う競技でもなければ、一番多くのpipsをとった人が優勝というものでもありません。

 

 

FXの目的はあくまで「稼ぐこと」だと思いますし、損小利大のトレードができていて、トータルでプラスの収支になっていれば、完璧な利益確定を目指さなくても全然良いと思います。

 

 

利益確定では完璧を追い求めすぎるとキリがないですし、むしろそこにこだわりすぎると上手くいかなります。

 

 

なので相場の格言にもあるとおり「頭と尻尾はくれてやれ!」この感覚で利確を見極めていけばいいと思います。