フィボナッチ、引き方から使い方まで徹底解説

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今回はみんな大好きフィボナッチリトレースメントについて解説していきます。

 

 

FXではフィボナッチ系のツールが5種類くらいありますが、中でも群を抜いて使われてるのがこのフィボナッチリトレースメントです。

 

 

FX界隈でフィボナッチといえばフィボナッチリトレースメントのことだと思ってまず間違いありません。

 

 

さっそくフィボナッチリトレースメントとはなにかを超ざっくり説明すると、
「人が意識しやすい反発ポイントの候補をいくつか挙げてくれるツール」です。

 

 

フィボナッチリトレースメント概観

 

 

2点を結んで線を引くだけで、反発の起こりやすいラインを表示してくれるため、初心者の方でも比較的とっつきやすい部類のツールかと思います。

 

 

私は普段からいろんな方のトレードを見させていただいてますが、フィボナッチはその使いやすさゆえに使ってる方も多い印象です。

 

 

しかし多くの方は、フィボナッチを使うべき相場を理解せずに使ってしまってたり、フィボナッチを過信してそれだけを根拠にトレードしてしまってる、という点に問題を感じることもしばしば。

 

 

どんなツールも使うのに適した相場・適さない相場がありますし、万能ではないのでそれ一本で勝ち続けるのは正直キビシイでしょう。

 

 

自分も使い始めの頃はなんとなく使ってみては負けトレードを繰り返してましたが・・・

 

 

がしかし

 

 

いまではフィボナッチを使うべき相場を厳選し他のインジケーターと組み合わせてトレードすることで損小利大なトレードができてます。

 

 

今回この記事では

 

 

  • これからフィボナッチを使ってトレードしてみたい
  • フィボナッチを使ってみたもののなかなか勝てない

 

という方に向けて、フィボナッチの概要〜使いどころ、他のインジケーターと組み合わせた実戦的な使い方まで、自分の持てる知識を余すところ無くお伝えしていきます。

 

まずはフィボナッチ数について知ろう

 

 

フィボナッチは「フィボナッチ数」という特殊な性質を持つ数列のことで、リトレースメントは「引き返す」といった意味を持つ言葉です。

 

 

つまりフィボナッチリトレースメント「フィボナッチ数に基づいて、反発の起こりやすいポイントを示唆するツール」ということになります。

 

 

より深く理解するためにも「フィボナッチ数」のことを軽く知っておきましょう。

 

 

「フィボナッチ数」について軽く説明

 

 

フィボナッチ数は隣り合う数字を足すと次の数字になるような数列です↓

フィボナッチ数

で、こいつの何がすごいのかっていうと・・・

フィボナッチ数からの黄金比

 

 

1個前の数字で割り算すると段々と1.618という数値に収束していきます。

 

この1.618というのはいわゆる黄金比というもので、人が本能的に美しいと感じる比率なんだそうな。

 

 

なんと!「エジプトのピラミッド」といった大昔の建造物から、名画「モナリザ」、「アップルのロゴ」、「名刺のサイズ」といった身近な物にまで活用されてるんですって。

 

 

んで、黄金比の親戚みたいな存在としてフィボナッチ比率というのがあるんですが、、、

 

 

フィボナッチ比率

 

 

フィボナッチ数において1個後の数字、2個後の数字、3個後の数字で割り算をすると、それぞれ0.618、0.382、0.236といった数値に収束していきます。

 

 

これまた人が本能的に美しいと感じる比率で、それをFXで利用するためのツールがフィボナッチリトレースメントってわけなのです。

 

 

フィボナッチ比率

↑こんな感じで、安値から高値(もしくは高値から安値)をフィボナッチ比率で分割して反発の起こりやすいポイントを挙げてくれます。

 

 

なぜフィボナッチが相場で意識されるのか?

 

 

なぜフィボナッチが意識されるのかについては、値動きの仕組みを考えると納得できるかと思います。

 

 

そもそも相場の値動きは通貨を買う人が多ければ価格は上昇、売る人が多ければ価格は下落するといった感じで、人の売り買いで日々動いてます。

 

 

人が売り買い、すなわち人が行動するからにはそこには本能的な影響も少なからずあるはずで、前述のとおりフィボナッチ比率は人が本能的に美しさを感じるため、相場でも自然とフィボナッチ比率のポイントに売り買いが集まりやすくなり、結果的に意識されやすいと言えるのではないかと思います。

 

 

「半値押し・戻し」や「キリ番」といった、人が切りがいいと感じる値幅や価格が意識されやすいのと似たようなメカニズムってわけです。

 

 

また、それだけではなく「フィボナッチ比率が意識される」という認識が広まったことにより、フィボナッチ比率を意識的に利用してトレードする人が増えたことも、よりいっそうフィボナッチ比率が意識されることに繋がってるのではないかと思います。

 

 

フィボナッチの使い方を解説

 

 

さ〜て、前置きがちょっと長くなってしまいましたが、いよいよフィボナッチリトレースメントの使い方をお伝えしていこうと思います。

 

 

“使い方”と一口に言っても、そもそものフィボナッチの使いどころフィボナッチの引き方実践での使い方と段階的に分けて説明したほうが理解しやすいと思うので、順を追って解説していきます。

 

 

フィボナッチの使いどころは?

 

 

結論から言うと私的にはトレンド相場トレンド転換では使えますが、レンジ相場では使うメリットが無いと考えてます。

 

 

フィボナッチリトレースメントの使いどころ

 

 

トレンド相場では押し目・戻り目を判断するための補助線として使たり、トレンド転換ではどこで折り返すのかの目安になったりします。レンジ相場はそもそも高値安値を行ったり来たりなので、特に使う必要も無いでしょう。

 

 

フィボナッチの引き方は?

 

 

フィボナッチの引き方については上昇トレンドであれば安値高値下降トレンドであれば高値安値の2点を結べばOKです。

 

 

トレンド転換の場合は転換前のトレンド相場に引けばOK。

 

 

上昇トレンドでのフィボナッチリトレースメントの引き方

下降トレンドでのフィボナッチリトレースメントの引き方

 

 

ちなみに「ヒゲを結ぶ」のか「実体を結ぶ」のか気にする方もけっこーいらっしゃいますが、ぶっちゃけどっちでも大丈夫です!迷ったらとりあえずヒゲ同士を結んであげましょう。

 

んで、パッと見で意識されてるラインとズレるようなら微調整してあげればOKです。

 

 

反発ポイントに合わせてフィボナッチリトレースメントを微調整

 

 

左図のようにヒゲ同士結んだものの、実際に反発が起きてるポイントからズレてしまっていると精度良くトレードできないですよね!

 

 

こういった場合は適宜調整して、意識されてるラインを見誤らないように気をつけましょう。

 

 

フィボナッチを引く目的は、あくまでも相場で次に反発しそうなゾーンを見つけることです。

 

 

反発ポイントの精度を上げるためにも、相場状況に合わせながら、一番しっくりくるところに微調整してみてください。

 

フィボナッチの実践的な使い方やいかに?

 

さあさあいよいよクライマックスです。

 

 

ここまでフィボナッチの使いどころ、引き方をお伝えしてきましたが、冒頭でもお伝えしたとおりどんなツールもそれ一本で勝てちゃうような万能なものはありません。

 

 

そこで自分の場合は、『移動平均線』と『一目均衡表』を使ったテクニカル分析の補助としてフィボナッチを活用してます。

 

 

①トレンド相場で使うパターン

 

 

まずはトレンド相場を形成してるパターンです。

 

 

上昇トレンドの画像

 

 

相場状況としては移動平均線の傾きや雲の大きさから見ても上昇トレンドを形成していることがわかりますね。価格は一時的に下落の勢いが強まっている局面。こんな相場状況ではフィボナッチリトレースメントを引いて、エントリーポイントを探してみましょう。

 

 

上昇トレンドなので安値高値方向へと線を引っ張りますと・・・

 

上昇トレンドでフィボナッチリトレースメントを使う

 

 

23.6のラインがMA50といい感じにクロスしとります。

 

今回の上昇トレンドは特別MA50が意識されてるというわけではないので、MA50だけを根拠に仕掛けるのはちとリスクが高そう。。。

 

 

しかし、フィボナッチリトレースメントを補助的に用いることで、

 

 

フィボナッチ23.6ライン』+『上昇トレンド中のMA50押し目買い

 

 

という2つの根拠が揃うポイントなら、抵抗帯としてかなり堅そう。そのため、ここで反発が確認できたら押し目買いエントリーという戦略が立てられるわけです。

 

 

②トレンド転換で使うパターン

 

トレンド転換の画像

 

 

トレンド相場が転換した後の相場状況でも、このフィボナッチリトレースメントをつかうことで戦略を立てることができます。

 

 

今回は下降トレンドから転換している相場状況です。

 

転換中はどこで反発するのか目安がないのでどうやって仕掛けていけばわからず困ってしまうものです。

 

 

ということでフィボナッチを引いてみると・・・

 

 

トレンド転換でフィボナッチリトレースメントを使う

 

 

50.0あたりのポイントが『次に反発が起こりそうなポイント』であると予測することができますね。

 

 

こういったトレンド相場が転換している局面で注目しておきたいのが、過去の値動きがフィボナッチラインで反発しているかどうか?

 

 

過去の値動きに注目してみると反発しているポイントもあるため、再度抵抗帯として機能する可能性があります。ここでの反発が確認できたら売りポジションを持つというエントリー戦略を立てるってわけです。

 

 

ちなみに・・・

 

トレンド転換でフィボナッチリトレースメントを使う2

 

 

フィボナッチリトレースメントは反発ポイントを見極めるツールではありますが、表示されるラインは要は抵抗体なのでもし抜けてきた場合は次のラインまでサクッと短期的に狙っちゃうのもありかと思います。

 

 

23.6のラインを突破したら次は38.2まで特に抵抗もないですし、短期的には上昇トレンドを形成してるので、38.2までの短期押し目買いトレードを狙うといった戦略が思い浮かびます。

 

 

この相場では最終的に50.0のラインまで伸びていたので、23.6→38.238.2→50.0の2回ほど短期トレードが狙えたことになりますが、転換点から遠くなるほど戻る可能性は低くなりますし、23.6から38.2が値幅的にもちょい多く取れるので、狙うなら23.6→38.2がORZ的にはオススメです。

 

 

以上、フィボナッチリトレースメントの実践的な使い方の解説でした。

 

 

フィボナッチリトレースメントおさらい

 

さて、今回はフィボナッチリトレースメントの使い方について解説してきました。

 

最後にフィボナッチのポイントをまとめて締めくくりとしましょう。

 

 

  • フィボナッチリトレースメントは反発ポイントを見つけるためのツール
  • 使いどころはトレンド相場やトレンド転換。レンジでは使うメリットなし。
  • 上昇トレンドでは安値→高値、下降トレンドでは高値→安値で引く
  • とりあえずヒゲ同士を結んで、ズレるようなら微調整
  • 移動平均線、一目均衡表と組み合わせて使うのがおすすめ!
  • 万能ツールではないので、あくまで補助的に使うベシ

 

ポイントを抑えたらあとは実践あるのみ。

 

繰り返し練習して、使うべき相場を厳選し用法用量を守りながら確度の高いトレードを実現していきましょう。