FX初心者に合うトレードスタイル解説

未分類

FXのトレードスタイルについてのお話です。

 

 

スキャル・デイトレード・スイング、それぞれのトレードスタイルの特徴やメリット・デメリットを詳しく書いていきます。

 

 

それぞれ見ていけば、自分のスキルやトレード環境等と照らしわせて、自分自身に合うトレードスタイル見つけられるよう詳しく解説しました。

 

 

スタイルが合わないままトレードを続けていても、思うように結果が出なかったりしますし、逆にスタイルを変えただけでスッと勝てるようになるなんてことも全然ありますからね。

 

 

ぜひ今回のお話を参考にして、ご自身の生活の中に無理なくFXを取り入れていきましょう。

 

短期勝負の『スキャルピング』

 

 

それでは順番に見ていきましょう。

 

 

まずはスキャルピング。

 

 

こちらは5分足や1分足など小さい時間足の値動きを追いかけながら数pips~数十pipsという小さい値幅を狙っていくトレードスタイルになります。

 

 

スキャルピング

 

 

1つの相場でエントリー&決済を連続してトレードする人もいれば、数pipsをいろいろな相場の中で抜き取る人もいたりとスキャルピングの中でも様々あります。

 

 

小さい時間足で目先のチャートパターンなどを根拠にしながらエントリー&決済するので、ポジション保有時間も数秒〜十数分というのがスキャルピングでは一般的ですかね。

 

 

人それぞれの手法にもよりますが、スキャルピングの場合おおよそ1時間もあればチャート分析〜トレードまで足りるのでお仕事終わりに夜の数時間だけパパッとトレードするという生活スタイルにはもってこいです。

 

 

スキャルパーのスケジュール

 

 

集中力と判断力が超必要

 

 

しかし。

 

 

正直、スキャルピングはFX初心者の方には難易度高めです。

 

 

スキャルピングはチャートに張り付き、細い値動きを追いかけながらエントリーと決済を繰り返すためちょっとした値動きにも敏感に反応しなければいけませんし、集中力と一瞬の判断力がかなり必要です

 

 

※この集中力と一瞬の判断力が私は苦手なのでスキャルピングはやりません。

 

 

一瞬の判断というのは根拠無しに上か下か判断するのでは無く、それまでの経験から自分の中に積み上げられてきた値動きのパターン予測に基づいての判断ということ。

 

 

この集中力と経験からくる判断力がスキャルピングには必要なので、FXを始めたばかりの方にはあまりオススメできません。

 

 

大抵目先の動きに翻弄されてもはや「何となくの判断」でトレードしがちですからね。

 

FXがただの上か下かのギャンブルになってしまうのは良くないです。

 

 

スキャルピングの判断力

 

 

意外と知られてない、損失リスク

 

 

また、数pipsの値幅で利益を上げるためには大き目のLot数(掛け金)でトレードも数打つのが基本です。

 

そうなると当然価格が逆行した際はそれだけの損失を被ることになります。

 

 

仮に5pipsの値幅で5万円の利益を狙うなら10Lot(100万通貨)でのエントリーになるので、価格が5pips逆行すると当然損失も5万円になります。

 

 

チャートの機能にもよりますが基本的に決済逆指値(損切り予約)は値幅が狭すぎると設定できないので、自分で損切り判断しなければいけないという点もスキャルピングの難しいところです。

 

 

スキャルピングのリスク

 

 

スキャルピングは数pipsの値動きだからリスクは低いと思われがちですが、理性をコントロールできず負けて熱くなりポジポジしちゃう、とあっという間にとんでもない損失額になってるなんてこともありえます。

 

 

ですので、自分をコントロールする力が必要不可欠なトレードスタイルなのです。

 

 

もちろん小さいLot数でやれば大丈夫説もありますが、その分利益も減るのでこのあたりの資金管理も必要になります。

 

 

経験、メンタルコントロールといったことからもスキャルピングは上級者向けと言えるでしょう。

 

 

スキャルピングまとめ

  • ポジション保有時間:数秒〜十数分
  • 狙う値幅:数pips〜数十pips
  • チャートを見る時間が短めなので空いた時間にトレードすることができる。
  • 集中力と経験からくる判断力が必要。
  • 大きいLot数でトレードするため逆行時の損失リスクも大きい。
  • メンタルコントロールが超重要
  • ゆえに上級者向け。

 

私が最も得意な『デイトレード』

 

 

デイトレードは一日の中でエントリー〜決済まで済ませるトレードスタイルのことです。

 

 

一日の中で済ませるとなると広義な意味ではスキャルピングもデイトレードじゃないのか議論がありますが、この辺はあまり気にしなくて良いかと。

 

 

スキャルピングとの大きな違いとして、デイトレードはスキャルより長期の足を軸にしてエントリーポイント選定・損切り・利確を設定するという点です。

 

 

エントリーから決済までのポジション保有時間も数時間〜約1日くらいが一般的。

 

 

狙う利益はおおよそ20pips~100pipsという感じですかね。

 

 

このあたりは手法によって違ってくるので明確な基準は特に無いです。

 

 

デイトレードとは

 

 

デイトレードは初心者向けなスタイル

 

 

デイトレードは中期的な流れにどこかでピョンと乗っかることさえできればOK。

 

なので、スキャルピングのようにチャートに張り付き、値動きから一瞬の判断をしなくても、相場の方向性の判断が合っていれば、多少エントリーがズレても利益を出すことができます

 

 

デイトレードの概要

 

 

つまり細かい動きをそこまで気にせんでもOKなので、初心者さんもやりやすいって感じです。

 

 

もちろん勢い任せのトレードになってはいけませんし、正しい相場の見方や知識が必要ですが、基本の形を覚えれば初心者さんでも割とすぐに利益を出していくことができるのがデイトレードのいいところでもあります。

 

 

トータルで勝つことができるデイトレード

 

 

また、損切り設定をすることで損切り以上の損失が出ることはありませんし、利益は損切り幅よりも大きくすれば、仮に4勝6敗と勝率が悪くともトータルで利益を残す事もできます。

 

 

損小利大と言うやつですね。

 

 

デイトレードで損小利大

 

 

有名な投資家ジョージ・ソロスの格言に、

まずは生き残れ。儲けるのはそれからだ。

 

 

とありますが、まさにFXはこの通りで、最初から儲けようと目先の利益を追いかけると必ずや資金が底をついてしまいます。

 

 

相場で生き残るにはトータルで利益を残すことが大事であり、そのためには損小利大を意識した中期デイトレードを身につけることを初心者さんにはオススメします。

 

 

チャンスが来るまで待つ必要がある

 

 

と、ここまでデイトレード最強説を唱えて来ましたが、初心者さんにとってはじれったいことも。

 

 

それはチャンスが来るまで待つ必要があるということです。

 

 

例えば1時間足押し目ポイントも、自分がチャートを開いてる時間にやってくるとは限りません。

 

 

1時間足だとローソク足1本で1時間なので、ローソク足あと2,3本待てばチャンスになりそうな場面でも2,3時間待つ必要があるのです。

 

 

中期足は待つ必要がある

 

 

夜だけにトレード時間を限定してしまうと中期足をベースにしたトレードではなかなかエントリーできないということになっちゃいます。

 

 

 

なのでなるべく日中からスマホでチャートをチラ見して、その日の相場の流れやチャンスになりそうな通貨ペアに目星をつけておくということがデイトレードには必要です。

 

 

デイトレーダーの一日

私も朝(昼)起きてから1日中チャートはつけっぱなしにして、その中でチャンスがあれば夕方頃に仕掛けるというスタイルが基本です。

 

 

ただFXでは「チャンスまで待つ」ことがとても大事なので、待つというスキルを身につけるためにもデイトレードはオススメしたいですね。道場生さんなら分かってくれますよね?

 

 

デイトレードまとめ

  • ポジション保有時間:数時間〜約1日
  • 狙う値幅:20pips〜100pips
  • 相場のおおまかな方向性があっていれば利益を出すことができる。
  • 基本の形を身につければ初心者さんでも利益を上げることができる。
  • 損小利大というFXの基本を身につけることができるので初心者さんにオススメ。
  • チャンスが来るまで待つ必要がある。

 

のんびり『スイングトレード』も初心者におすすめ

 

 

スイングトレードは数日〜数週間、場合によっては1ヶ月ほどポジションを保有する長期的なトレードになります。

 

 

トレードする時間足も日足や週足が軸となり、狙う値幅も100pips~数百pipsとかなり大きな値幅を狙っていくのが一般的で、一度ポジションを持ったらあとはのんびり待つだけというスタイルですね。

 

 

こちらも手法によってポジション保有期間や狙う値幅はそれぞれですが、私の場合、デイトレードの戦略で1,4時間足でポジションを持ち、利益が伸び続ければそのまま保有するというパターンが多いです。

 

スイングトレードの例

 

 

スイングトレードは忙しい人向け

 

 

スイングトレードのいいところはなんと言ってもチャートを頻繁に見なくていいという点

 

 

チャート確認、エントリー、決済までを数日かけて行うのでじっくり時間をかけて自分のペースでFXをやっていくことができます。

 

 

イメージとしては”安い株をちょっとだけ買って高くなるまで持ってる”という投資と似ていますかね。株を買えばあとは特に何もせずに持っておくみたいな感じ。

 

 

スインガーのスケジュール

 

 

ただ言い換えればそれだけチャンスが来るのをひたすら待たなければいけないということ。

 

 

 

4時間足で次のチャンスを待つとなると2,3日かかるなんて事もザラにあるので、のんびり&コツコツやっていける人に向いてます。

 

 

大きい時間足を根拠にトレードできる

 

 

これがスイングトレードのいいところ。

 

 

というのも、基本的に相場はより大きい時間足の流れに引っ張られるという考えがあります。

 

 

上昇トレンドで買ったら急に逆行してきたなんて経験が誰しもあると思いますが、あれは上位足の流れに引っ張られてるからなのですね。

 

 

価格逆行の真実

 

 

ただ、スイングトレードはそもそも大きい時間足を根拠にトレードしていくので、細かい値動きの中でのトレードよりも比較的期待値の高いトレードができるというメリットがあります。

 

 

「のんびりと相場の大きな流れにくっつくだけ」まさにシンプル・イズ・ベストなトレードと言えますね。

 

 

小さい時間足はそこまで気にしなくてもいいので、複数の時間足を見て混乱してしまうという人は相場の大きな流れにくっつくことを意識してスイングトレードしてみるのもオススメです。

 

 

ファンダメンタルズを気にする必要がある

 

 

スイングトレードをする上でちょいと難しい点は、ファンダメンタルズを気にする必要があるというところ。

 

 

重要な指標時にポジションを持っていると思いもよらない損失につながることがあります。

 

 

経済指標時の値動き

 

 

スキャルピングやデイトレードでも経済指標は確認しますが、スイングトレードは長いあいだポジションを保有するので、指標をいくつも跨ぐこともあります。

 

 

 

なので経済指標を考慮した上で損切り・利確など戦略を考える必要があるのです。

 

 

スイングトレードまとめ

  • ポジション保有時間:数日〜数週間
  • 狙う値幅:100pips〜数百pips
  • エントリー〜決済まで時間をかけて行うので自分のペースでトレードできる。
  • チャンスが来るまでひたすら待つため、のんびり&コツコツできる人向け。
  • 大きな時間足の流れを根拠にトレードできるので比較的期待値が高い。
  • 経済指標を確認する必要がある。

 

トレードスタイル番外編

 

 

ここからは、読者さんからたまにご質問を頂く「スキャル・デイトレード・スイング」以外のトレードスタイルについても触れておきたいと思います。

 

 

もはや自分で判断しない!システムトレード

 

 

いわゆる自動売買というやつですね。

 

 

EA(エキスパート・アドバイザー)とかBotとも呼ばれていて、条件が揃えば自動でエントリー&決済をして利益を上げてくれるツールを使ってトレードするというものです。

 

 

AIトレードみたいなのも最近ありますね…。

 

 

基本的にこの手のうまい話には裏があるので「楽して稼げる」と安易に取り掛かるのは危険ですが、中には良いものもあると私は思います。

 

 

なので私からアドバイスをするなら、稼げるかどうかで判断するよりも、そのツールが何を条件にどういうトレードをしてくれるのか?しっかり把握した上で使う使わないの判断をしていくようにしましょう。

 

 

で、この判断をするためには基本的なトレードスキルを持っておく必要がありますので、まずは自分で勉強してからというのでも遅くはないのではないでしょうか。

 

 

自分で売買判断しないので、一見初心者さん向けではありますが、どのツールを選ぶのかの判断に知識が必要なので、あまりオススメはしないって感じですね。

 

 

毎日コツコツ!スワップトレード

 

 

スワップトレード、キャリートレードなんていい方もされる、金利を目的としたトレードのことですね。

 

 

スワップとは通貨間の金利差から得られる利益のことです。

 

スワップトレードで有名なのはトルコリラ円ですね。

 

 

トルコリラの金利が8.5%に対して日本円の金利は0%とかなので、トルコリラ円で買いポジションを保有すると、日を跨ぐごとに金利分の利益が発生します。(FX業者によって与えられるスワップが異なります)

 

 

だいたい10Lot(100万通貨)でトルコリラ円の買いポジションを持っておくと、毎日1000-2000円くらいの利益が入ってくるてなイメージですかね。

 

 

がしかし!!

 

 

10Lot(100万通貨)でポジションを持つというとは1pipsで1万円の損益。

 

 

つまり毎日スワップ金利分の利益が出るとはいえ、一日の中で-10pipsの価格変動があると10万円の損失になっちゃうのです。

 

 

そもそも高金利な国は、情勢が不安定な発展途上国に多く、情勢が不安定な国はお金が集まりにくいという特徴があります。

 

 

そのために「ウチにお金預けてくれれば高い金利払うよ〜」ってな感じで国外へお金が流出しないようにするため高い金利にしてるのですね。

 

 

情勢が不安定ということは値動きもかなり不安定なのでポジションを持つのはリスクが高いのです。

 

 

トルコリラ円

 

 

スワップトレードはこうした価格変動リスクが高いため、損失に耐えれる何億円と資金力のある投資家がするものであり、資金の限られた我々個人トレーダーが安易に手を出せるものでは無いと私は思います。

 

 

 

価格変動と金利、両方でウハウハできればいいですが、だいたい相反しているのが現状です。

 

 

 

世界の金利も年々下げてきていますからね〜、あまり旨味はないかもです。

 

 

【ここめっちゃ大事!】トレードスタイルが違っても基本は同じ

 

 

さてさて、自分に合いそうなトレードスタイルは見つけられましたでしょうか?

 

 

普段忙しい人がスキャルピングをやろうとしても時間的に難しかったりしますので、自分の生活に合うものを見つけて無理なく継続してほしいところです。

 

 

ただここで理解しておいて頂きたいのは、どのトレードスタイルでも相場の見方やトレードの考え方など基礎基本はすべて同じで、トレードスタイルごとに覚えるスキルが違うわけでは無いということ。

 

 

 

例えば、スキャルピングは短い時間足でトレードするとは言うものの、相場の大きな流れは必ず確認します。

 

 

上位足の流れに逆らう場面で短期トレードしても逆行のリスクが高くなるだけですからね。

 

 

スイングトレードのところでお話した、より大きい時間足に引っ張られるってやつですね。

 

 

上位足を意識してスキャルピングをする

 

 

 

トレードスタイルごとにエントリーする時間足は違えど、相場全体の流れは常に頭で把握しておくことが必要なので、「この相場は他の時間足ではどういう相場状況になってるのか?」という時間足のつながりを理解するスキルがどのトレードスタイルにも必要なのです。

 

 

 

また、利益を上げるためには相場の流れを正しく把握したうえで、仕掛けるべきポイントからエントリーする事が大事。

 

 

これはデイトレードだろうがスイングトレードだろうが関係なく、すべての時間足に共通することです。

 

トレンド相場とレンジ相場

 

 

 

相場の流れを正しく把握しないまま、「これから価格は上がるハズ!」と予測でエントリーして負けてしまうなんて経験は初心者さんなら必ず通る道でしょう。

 

 

ただ、相場にはエントリーすべきポイントが存在し、そのポイントは相場状況ごとに違います。

 

 

 

今の相場状況を正しく把握し、エントリーすべきポイントを知る、という基本はどの時間足でも同じなので、これを理解する必要があるのです。

 

 

基本スキルは何にでも応用できる

 

 

ただ、”どのトレードスタイルでも基本は同じ”ということを言い換えれば、”基本を身につければどのトレードスタイルにも応用していける”ということ。

 

 

時間足のつながり相場状況を正しく把握し、エントリーすべきポイントを知るという基本スキルを身につけることができれば、短期足でも中期足でも長期足でもトレードしていくことができるのです。

 

 

現に私はデイトレードが中心ですが、15分足で短期トレードしたり、4時間足でスイングトレードしたりと様々なトレードをしています。

 

一見色んなトレードができてスキルが豊富みたいに見えるかもしれませんが、私的にはどのトレードも同じで、シンプルにエントリーすべきポイントで相場の流れにくっついるだけ。

 

 

トレードスタイルごとに勉強方法が違うなんて考えてしまうと、頭が固くなって偏ったチャートの見方にもつながってしまいますからね。

 

 

トレードの基本はすべて同じということを理解して、まずは基本を身につけるようにしていきましょう。

 

 

【まとめ】基礎を身につけつつ、それぞれのスタイルで経験値を積もう

 

 

 

長くなってしまいましたが、トレードスタイルごとの特徴やメリット・デメリットは理解していただけましたでしょうか?

 

 

自分に合うやり方を見つけると努力の方向性も定まりますし、効率よく勉強していけますからね。

 

 

ただやはりスタート地点はどんなトレードでも同じなので、まずは基本を身につけることを私はオススメします。

 

 

フェラーリ乗るにしても、軽自動車乗るにしても、4tトラック乗るにして、まずはみんな普通自動車の免許を取るのと同じで、FXも基本はすべて同じです。