《疑問》テクニカル分析ってなぜ通用するの?まさか無駄なのか?

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「テクニカル分析ってそもそもなぜ通用するの?」って思ったことありませんか?

 

 

また、トレードで負けてしまった場合「テクニカルって無駄なのではないか?」なんて思ったことありませんか?

 

 

今回はそんなテクニカル分析への、素朴な疑問の答えとして私なりの考えを書いていきたいと思います。

 

 

とりあえず、はじめに言っておきたいのはテクニカルは無駄ではない!です。

 

世にはランダムウォーク理論とか何ちゃら理論とか、テクニカルを否定するような事柄もありますが、大丈夫です。

 

 

テクニカル分析だけで勝っていると言っても過言ではない私が保証します。

 

 

とは言え、じゃあ何でそう言えるのか?とか気になると思うので、そのへんを私なりにわかりやすく解説していきます。

 

チャートの疑問!価格って何で変動するの?

 

 

テクニカル分析がなぜ通用するのか、何で有用性があるんか?というところを理解するには、まずは相場の価格が変動する「大原則」を理解しておく必要があるので、そこから書いていきますね。

 

 

基本的に相場の値動きというのは「価格」の変動であり、価格はその通貨を「買いたい」・「売りたい」といった、需要と供給のバランスで動いています。

 

 

トレンドのイメージ画像

 

 

簡単にいうと、身の回りのモノの値段(物価など)と同じで買いたい人が売りたい人より増えれば価格は上がっていき、売りたい人が買いたい人より増えれば下がっていくということです。

 

 

引っ越しシーズンは需要が高まり、引っ越し代が高くなったり、野菜がめちゃめちゃ取れたから供給が高まり、値段が下がったりするアレです。

 

 

FXの場合の買いたい!売りたい!という需要は、単純にその通貨の資産的な価値が高まったり、世界的な信用が強くなったり弱くなったりすることによって価値が変動します。

 

 

それがFXにおける価格変動です。

 

だから、国や銀行が金利を動かしたり、戦争をしたりすると、価値・信用に関わってくるので為替にも当然影響が出てくる・・・というわけなんですね。

 

 

通貨の価格はファンダメンタルズがキッカケで動くことが多い

 

 

ファンダメンタルズとは、経済成長率やら物価上昇率やら経済的な指数のことですが、このファンダメンタズがキッカケで価格は大きく動き出すことが多いのです。

 

 

例えば

 

ついこの間ECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁の会見があったのですが、この会見を受け、ユーロは急上昇しました。

 

 

EURJPY 5分足
緩和失望1

 

 

この値動きは、ドラギさんの発表したユーロの金利政策が、投資家たちが思っていたものより小規模だったことが原因とされています。

 

 

大規模な金融緩和を予測していた投資家たちの期待を裏切った会見だったわけです。

 

 

これにより投資家たちは「え〜っ!?大した金融緩和しないじゃん!」と、ユーロを売りで仕掛けていた人たちが急激に買い(売りを解消して買い戻し)に転換したことで、急上昇したと考えられます。

 

 

さらにこの急上昇を見た人たちが
「おっ、この上昇に乗っかろう!」と新たにユーロを買う人も増え需要は倍増していき・・

 

 

この時のEURJPYは1時間ちょっとで400pipsくらい上昇しています。

 

 

ちなみに、仮にこのポイントで100枚(100万通貨・10Lot)保有していたらたったの1時間で400万稼げたことになります。

 

 

しかも海外FXであれば元手資金30万くらいで100枚は保有できますので、元手に対して1時間で利益率13倍ですね。

 

 

さすがにそんなリスク管理の仕方はしないと思いますが、こういったことも十分現実的に可能なのがFXです。

 

 

話がそれましたが、このように一気に投資家心理が「買いたい」「売りたい」といったどちらか一方に傾くとその傾いたほうへと一気に価格が動いていき、そのキッカケとなるのがだいたいファンダメンタルズな訳です。

 

 

では、本題のテクニカルというものはどんな活躍するのか?と言うのを書いていきます。

 

 

なぜテクニカルというものが機能するのか?

 

 

ここまでの話で注目しておきたいのは、価格変動は「投資家心理」が深く関わっていると言うことです。

 

 

「買い」「売り」という世界中の投資家たちの意思決定が反映されているので、相場は意思決定の集合体、いわば生き物みたいなものと見ても良いかもです。

 

 

そして人の心理(投資家心理)なので、普遍的なクセや行動パターンなどがチャートに表れてることも多いんですよね。

 

 

このクセやパターンを分析するのがテクニカル分析なので、値動きの「予測」にバッチリ通用するというわけです!

 

 

実際にいくつかテクニカル分析が通用する原理原則を見ていきましょう。

 

 

心は急には止まれない!値動きの慣性の法則

 

 

人の心というものは急には止まれません。

 

それまで「買い」だとみんなが思っていたものが、急に次の瞬間「売り」に心変わりすることは、よほどのキッカケがなければありえません。

 

 

ですので基本的には、値動きというものは過去→現在の流れを引き継いだまま未来へ動くことが多くなります。

 

 

そして需給のバランスが一方こうに振れた状態が続く、これがいわゆるトレンドですね。

 

例えば、アベノミクスとかで「円安」に意識が向けばそう簡単には円高方向へは振れにくくなるわけです。

 

 

アベノミクスでの上昇トレンド

 

画像はドル円の日足チャートですが、軽く半年以上は右肩上がりの値動きが続いていますね。

 

 

また、人は完璧に合理的な判断はしないので、儲けた人を真似したり、みんな買っているから買うとか、自分自身を正当化したいがために自分が乗っかった方向へ追加投資したりしますからね。

 

 

近年の仮想通貨とかそんな感じでしたよね。

 

 

【ビットコインチャート 週足】
ビットコインチャート

 

 

買いが買いを呼び、市場に加熱し過ぎだと認識され売りへ逆転するまで、エライ勢いで上昇しています。(その後めちゃめちゃ下げてますが)

 

 

自分も「150万越えてもまだ伸びるんかい!」と焦ったのが記憶に新しい。

 

 

ここでの話はつまり、一旦トレンド(流れ)が出来てしまえば、基本はその方向へと仕掛ける方が優位性があると考えられます。

 

 

そして、そのトレンドを判断するためにテクニカル分析では、平均値の推移が視覚的に分かりやすい移動平均線と言ったインジケーターを使った分析をするわけです。

 

 

特に自分は、移動平均線の100をトレンド判断基準にしていて、これは簡単に言うとローソク足100本分の平均値が上向きなら、上昇傾向にあるといえるよねって感じです

 

 

また、逆に方向性のないレンジ相場も慣性の法則的に、何かしらの(投資家心理が動く)キッカケがなければ、現在のレンジ幅でウロウロすると考えられるので、過去の値動きから判断された「高値圏」で売ったり、「安値圏」で買ったりする方が優位性があると考えられます。

 

 

トレンド相場とレンジ相場の見極め方

 

みんな意思決定の目安が欲しい

 

投資家は皆、勝ちたい(決済後に資金が増えていたい)わけですが、どこでポジションを建てればいいか?どこでポジションを決済すればいいのか?常に悩んでいます。

 

 

何かしら意思決定の目安がないと人は決められない生き物だと思いますので、そんな時に役立つのもテクニカル的な過去のポイントです。

 

 

過去1年間の最高値を更新したから、まだまだ伸びるだろうと買ったり、逆に最安値を割りそうにないから売りポジションを決済したり。

 

 

意識される高値と安値

 

 

過去の価格帯を目安に売買行動をしやすいので、過去の値動きを分析するテクニカル分析が通用すると考えられるのです。

 

 

連続性が投資家心理を惹きつける

 

 

先ほどの目安の話に通ずるところですが、人は連続して何かが起こると次も同じことが起こるのではないかと考えがちです。

 

 

パターンを学習する生き物ですからね。

 

例えば、ドル円相場が1ドル = 100円ぴったりで過去数年間、下方向へ跳ね返り99円で上に跳ね返っていたら、人は基本的に100円で売り99円で買いたいと考えますよね。

 

 

ドル円100円-99円

 

 

これはいわゆるレジサポラインですね。

 

 

実際はもっと複雑ですが、こうしたパターンをチャートから見つけ出すことが出来るのがテクニカル分析なのです。

 

 

他にもトレンドラインから次の反発ポイントを予測したり、先ほどの「慣性の法則」をベースに価格はV字で急転換するより2、3度迷っているような動きをした後に転換すると言ったダブルトップ・ダブルボトムパターンなど、人の心理状況からなる普遍的な値動きのクセを利用するわけです。

 

 

チャートパーン3つ

 

実際のテクニカル分析を体験してみよう

 

 

ここまでで、テクニカル分析はちゃんと通用する根拠があるし、勉強することは全然無駄じゃないんです。

 

ってところがご理解いただけたかと思います。

 

 

ただ割と抽象的な話が多かったので、お次は実際にはどんなことをしているのか具体的に解説していきたいと思います。

 

 

まずは、過去の相場の値動きを分析するためには「MT4」などといったチャートツールが必要不可欠になります。

 

 

EURAUD_1204

 

↑こんなやつですね。

 

これはEUR・AUD(ユーロ対豪ドル)の4時間足(ローソク足1本が4時間で形成される)。

 

 

 

ぱっと見で判断できるくらい、価格の推移は右肩下がりの継続性のある動きをしている、わかりやすい「下降トレンド」を形成していますね。

 

 

 

画像の価格は、綺麗に移動平均線の20日線(赤線)や50日線(青線)に沿うように、連続性のある値動きしてるので、、、

 

 

 

下に伸びきったところではなく、ちょっと上がった星の部分あたりで上手く「売り(ショート)」を仕掛けられれば、なかなか優位性のある良いポジションが取れそうです。

 

 

 

このように、どんなに売りたい人が多い相場でトレンドが明確であったとしても、ずっと価格が一直線に下がり続けるということはなく、平均的な価格がたびたび意識されたり、過去の値動きの癖というのが意識され、投資家たちの売買行動に繋がるのです。

 

 

 

これが先ほど書いてきたテクニカルの根底にあるものですね。

 

 

 

↓では、もう一度同じ画像をご覧ください。

EURAUD_1204

 

 

この相場でいえば、大体20日線(赤線)と50日線(青線)あたりが相場の一時的な戻しのポイントとして意識されている、という法則がわかるので、それを参考にして、トレードの戦略を立てていく。

 

 

という感じです。

 

 

簡単にですが、これが私が実際にトレードする際に、チャート(MT4)を見ながら考ることですね。

 

 

それでもテクニカルは多々裏切るのでご注意を

 

 

ここまでテクニカル分析の有用性と実際のトレードを解説しましたが、決して「テクニカル分析通りに動く」と断言できるほど精度が高いわけではございません。

 

 

先ほどのチャートも「MA20やMA50が必ず戻しのポイントになる!」という決して迷信めいたものとかではなく、あくまで、「相場の癖や過去の傾向」として、戻しの目安が大体その辺りになりやすいということです。

 

 

ですので、テクニカルというのは必勝ツールとかそういうものではなく、過去の値動きから一定の法則を見つけ出し、トレードの目安にするツールなのです。

 

 

もちろん、むやみやたらにトレードするよりも、テクニカル分析を基礎として考え出されたトレードを行った方が、無駄なトレードも減って利益を獲得することに集中されるので、勝ちやすくはなってくるのですが

 

 

あまりにテクニカルを過信しすぎると・・・・

 

 

EURJPY 4時間足
EURJPY_緩和失望1

 

 

下降トレンドでまだ下がりそうと見せかけての400pips上昇!!

 

 

これはドラギさんの会見により、投資家心理が180度転換し無慈悲な爆上げをしています。

 

 

こういったテクニカルでは想定できないような相場もあるからこそ、万が一に備えて日頃から損切りラインを明確に決めたり、リスクを考えながら運用戦略を考えておく必要もあるのです。

 

 

今回はテクニカル分析を学ぶのは無駄なんかじゃなく、ちゃんと機能するものだと言いたかったわけですが、もちろん過信するものでもありません!

 

 

 

テクニカルもファンダメンタルズも過信しすぎず、状況に合わせて短期的に決済したり、掛け金を下げたり、損切り設定をしたり・・・柔軟なトレーダーマインドが大切です。

 

 

こうしたマインドを例えるならばビジネスみたいなものなのかも知れませんね。

 

 

絶対勝てる・ヒットする商品というものは生み出せないと思いますが、それでも市場を分析して競合他社よりも少しでも優位性を取り、予算や撤退ラインなどなど、その時に考えられる最適解の戦略で勝負する。

 

 

そんな感じでテクニカル分析を使ってみてください。