トレードにファンダメンタルズは必要?

未分類

この記事では為替取引におけるファンダメンタルズの必要性やトレードへの活かし方を解説していきます。

 

ファンダメンタルズは急激な値動きによる損失を回避したり後押しにして優位にトレードをするなど効率的に利益を上げていくためには欠かせません。

 

もちろんテクニカル分析だけでもトレードはできますが、ファンダメンタルズの知識があればより期待値の高いトレードができるのです。

 

ファンダメンタルズの知識がない人「気にしたほうが良いのかな?」なんて思ってる人はぜひ参考にしてください。

 

 

ファンダメンタルズと為替相場の関係を解説

 

まずはファンダメンタルズ(経済・政治)と為替相場の関係をカンタンに解説しましょう。

 

為替取引は円・米ドル・ユーロなど世界各国の通貨を売買することで利益を上げます。

 

1ドル=100円で買い、1ドル=110円で売ると10円の利益が出るというのが為替取引の基本的な利益の仕組みですね。

 

売買している「通貨」というのはそれぞれ国の信用を表しています。

 

もともとは金本位制と言ってその国の持つ金の量に比例して通貨の価値が決められていましたが、変動相場制になって以降その国の政治経済など国力による信用が通貨の価値となりました。

 

もちろんもっと細かくて複雑な仕組みの上で成り立ってはいますが、初心者さんがファンダメンタルズを勉強する上で「通貨の価値=国の信用」と理解しておけば問題ありません。

 

そして為替相場では信用のある国の通貨は人気→買われる信用の無い国の通貨は不人気→売られるという流れが基本です。

 

アメリカや日本など先進国は政治・経済が基本的には安定しているため国の信用が厚く・通貨の価値も高く・流通量も多いですが、発展途上国の通貨は政治・経済が安定してないので国の信用が薄く・価値も薄く・流通量も少ないです。

※ちなみにアメリカの10年債は信用の高いアメリカ政府が発行している債権のため「世界一安全な投資先」とも言われてます。

 

 

景気が良い↑・政治情勢が不安定↓・内戦が起こってるなど各国の経済・政治を知ることで通貨が買われるか売られるかある程度把握できるのはこのためなのですね。

 

これがファンダメンタルズと為替相場の大まかな関係になります。

 

ファンダメンタルズだけでトレードすることはできない

 

ただ我々個人トレーダーがファンダメンタルズだけでトレードすることはリスクが高く難しいです。

 

その理由を紐解いていきましょう。

 

個人トレーダーが情報戦で勝つことは不可能

 

ファンダメンタルズから値動きを判断するには世界中のかなり踏み込んだ情報が必要になります。

 

普段ニュースで流れているような情報では無く、企業や政府の超お偉いさんだけが知り得るような情報ですね。

 

踏み込んだ情報を個人トレーダーが得ることは当然できず自分たちが知ることができる情報はあくまで概要にしか過ぎません。

 

確信部分まで知ることができないので、自分たちが知ることのできるファンダメンタルズのみで売り買いの判断をすることはできないのですね。

 

また、初心者トレーダーさんは雇用統計などの際に上か下かにトレードしようとして、なんとかして結果をいち早く知ろうとします。

 

ただ経済指標の結果は為替市場の最先端で動く大企業や投資家→ニュースなど介して自分たち個人トレーダーへ伝わるという順番なので指標の結果を早く知ることはできません。

 

ファンダメンタルズに関して情報の量と速さで個人トレーダーが大企業や大口投資家に勝つことは不可能であり、ファンダメンタルズだけを根拠にトレードすることはできないのです。

 

為替相場には「織り込み済み」というものがある

 

仮にある国の政策金利の発表前に”金利が上がるかもしれない”という情報を得て、指標前に買いで仕掛けたとしましょう。

 

政策金利が上がると一般的に価格は上昇しますので、発表前に買いで仕掛けておいて実際に金利が上がれば大儲けできますよね。

 

 

ただ実際に金利が上がると指標が発表されたにもかかわらず、全く上昇しなかったり反対に大きく下落することがあります

 

これが織り込み済みというもので、金利が上がるということがすでに市場のトレーダーたちに織り込まれているというものです。

 

織り込まれているため、あえて仕掛けること無く様子を見ることで価格が動かなかったり、反対に大口投資家などが買いで仕掛ける個人トレーダーを狩り取ろうと反対に仕掛けるため意に反して大きく下落したりするのです。

 

「噂で買って事実で売る」なんて言い方もされますね。

 

個人トレーダーが知っているような情報はすでに知れ渡っていて市場では織り込まれているとも言えますね。

 

為替相場はとってもイジワルなのです。

 

ファンダメンタルズの活かし方解説

 

じゃあファンダメンタルズはトレードに活かせないのか?と言われればそんな事はありません。

 

トレードの利益に直結しなくとも、うまく活用すればファンダメンタルズは利益を上げるための手助けとなってくれます。

 

相場の大きなトレンドを掴む

 

為替に関するニュースを知ると、今の相場のトレンドがどういった要因で動いているのかを大まかに知ることができます。

 

例えば2012年から始まったアベノミクスによる金融緩和政策。

 

日銀がマイナス金利&紙幣をたくさん発行して世の中にお金をばらまくという施策を行ったため日本円の価値が下り相場は円安のトレンドが形成されました。

 

 

長期足がこれだけイケイケなトレンドだとドルを買ってりゃ儲かりますからね。

 

金融緩和によって相場が円安のトレンドになるだろうと大方予想のついた私はこのトレンドに乗っかり、かなりの資産を増やすことができました。

 

このときも普段から政府や日銀が日本経済をどう捉えて、どういう政策を考えているのか?を把握していたためこのトレンドに乗っかることができたのですね。

 

ファンダメンタルズの仕組みや政治経済施策が為替相場へどう影響するのかを知識として持っておくことで相場の大きなトレンドを掴むことができ、このトレンドを後押しにしてテクニカル分析で有利にトレードすることができるのです。

 

たとえ目先の利益に反映されなくとも、日々ファンダメンタルズや政治経済について勉強することが大事ですね。

 

急激な値動きによる損失を防ぐ

 

雇用統計、政策金利、他にも大統領選挙やイギリスブレグジット問題などファンダメンタルズ要因で相場が大きく動く際はテクニカル分析が通用しなくなります。

 

 

テクニカル分析をメインとしたトレードがどれだけ完璧だろうと、こうした急激な値動きの中ではテクニカルは通用しません。

 

ただ、経済指標がいつ発表されるのかを予め把握しておくと、持っているポジションを事前に決済したりトレードを控えたりと急激な値動きによる損失を防ぐことができます。

 

自分の渾身のトレードが急激な相場の値動きで損切りになってしまうのは残念ですし、その後ヤケになってむやみにトレードしてしまうなんてことにもなりかねませんからね。

 

こうした無駄な損失を回避するためにもファンダメンタルズに関心をもって日々経済指標をチェックすることをオススメします。

 

 

指標後のトレンドに乗っかる!コバンザメトレード

 

中級者〜上級者向けのスキルではありあますが、、、

 

ファンダメンタルズが要因となって売り買いの流れが一方向へ偏り始めた際に、その流れにくっついていくというトレード方法をコバンザメトレードといいます。

 

 

このトレードができれば経済指標前のギャンブルトレードよりもリスクを抑えて経済指標を活かしたトレードをすることができます。

 

相場の流れが決まってから後乗りするまさにいいトコ取りですね。

 

ファンダメンタルズの正しい知識を身に付けよう

 

ファンダメンタルズは後押しとしてトレードに活かしていくことでより効率的に利益を上げることができます。

 

今までファンダメンタルズを意識せずトレードしていた方はぜひ今回の記事を参考にしながら普段のトレードに挑戦してみてください。

 

 

 

 

 

コメント