世界経済崩壊へのカウントダウン始まったのか

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14日のNYダウ株式市場は前日比-498.87ドル(-2.02%)安の2万4100.51ドルと急落して取引を終えました。

 

急落した主な要因は、世界経済の減速懸念が高まったためです。

中国国家統計局が発表した11月の小売売上高は予想+8.8%に対して、結果+8.1%と予想を下回りました。

 

 

これは2003年5月以来の低い伸び率です。

 

 

【中国小売売上高】

 

 

また、11月の中国鉱工業生産指数も予想+5.9%に対して、結果+5.4%と予想を下回りました。

 

 

これは2016年12月以来およそ三年ぶりの低い伸び率で、それを除けば10年前の2008年11月まで遡らなければなりません。

 

【中国鉱工業生産指数】

 

 

米中貿易戦争を巡って、中国が米国製の自動車と自動車部品の輸入関税を40%から15%に引き下げるなど態度を軟化させているのも、中国経済内部がガラガラと音を立てて崩れ始めているからかもしれません。

 

【上海総合株価指数】

 

 

10月の急落以降、米中貿易摩擦解消への期待感が高まっていたことで、弱気トレンドチャネルのレジスタンス(上値抵抗線)を上にブレイクアウトすることが期待されていたものの、今回、予想を下回る経済指標が発表されたことで再び押し戻される公算が大きいです。

 

また、ユーロ圏の経済も減速懸念が高まっています。

 

 

【ユーロ圏マーケット総合PMI】

 

 

ユーロ圏マーケット総合PMIは予想52.8に対して、結果51.3と予想を下回りました。

 

そもそもユーロ圏マーケット総合PMIとは、ユーロ圏の製造業とサービス業を合わせた景況感指数で、指数が50を上回っていれば景気拡大局面を意味し、下回っていれば縮小局面を意味します。

 

51.3という数字は景気拡大局面を意味するものの、14年11月以来4年ぶりの悪い数字であることに加えて、18年1月以降、指数の下落基調に歯止めがきかないことから、経済成長が鈍化していることを示唆しています。

 

 

【iシェアーズ・ヨーロッパ・ETF(IEV)】

 

 

iシェアーズ・ヨーロッパ・ETF(IEV)は200週移動平均線を割り込んでいることに加えて、直近の高値から20%近く下げていることから、近く弱気相場入りする公算が大きいです。(※弱気相場の定義は高値から-20%です。)

明かに世界経済は鈍化しており、世界経済崩壊へのカウントダウンが始まりつつあると言えます。

 

とはいえ、来年は大統領任期三年目であることから、米国株は大きく上昇することが期待でき、米国株の一強状態はまだしばらく続きます。

 

 

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