ナスダック暴落で明暗

未分類

7日のNYダウ株式市場は前日比ー558.72ドル(ー2.24%)安の2万4388.95ドル、S&P500種指数は同ー62.87(ー2.33%)安の2633.08ポイント、ナスダック総合株価指数は同ー219.01ポイント(ー3.05%)安の6969.25ポイントと三指数揃って大幅下落となりました。

 

 

下落した主な要因は米中貿易戦争の激化が懸念されたためです。

 

 

この日、ナバロ通商製造政策局長が「米国と中国が90日間の交渉期間内に合意できなかった場合は、米国政府は関税の引き上げに動く」との見解を示したこで、米中貿易戦争への警戒感が高まりました。

 

また、通信機器メーカー世界最大手のファーウェイのCFO(最高財務責任者)で創業者の娘でもある孟氏が、イラン制裁法違反でカナダで逮捕されたことも引き続き相場の重しとなりました。

 

この事件は、ファーウェイと同一企業とみなされているスカイコム社が、イランに対する制裁が発動している時期に、米国の金融機関に対してファーウェイと「全く関係がない企業」と虚偽の説明をして、違法な金融取引に関与させたことが問題となっています。

 

米司法当局によれば、ファーウェイは09年にスカイコムを売却したものの、少なくとも14年までは管理下に置いていたとのこと。

 

 

また、孟氏は08年2月~09年4月の間、スカイコムの取締役を務めていました。

 

米国はカナダに対して、孟氏の身柄引き渡しを求めており、米国の裁判で有罪判決が下れば最大30年の禁固刑を受ける可能性もあります。

 

今回の逮捕を巡って、米企業幹部は中国から報復される可能性を懸念して、中国への出張を急遽キャンセルしています。

 

 

これまで相場の牽引役となってきたナスダック総合株価指数は今週一週間でー4.93%値下がりしました。

 

 

チャートを眺めると、強気相場の天井を示すヘッド&ショルダーを形成していることに加えて、50週移動平均線に跳ね返されていることから、6800ポイントを下回るかどうかが注目されています。

 

仮にこの水準を割り込むようなら、200週移動平均線の6000ポイントがターゲットになります。

 

米国株投資家の中には、FAAMG株や半導体株など、ハイテク株ばかりに投資して悦に入っていた人も少なくないと思います。

 

 

しかし特定のセクターに偏れば、いくら銘柄を分散したとしてもリスクを和らげることはできません。

 

 

結果、今回の様にハイテク株が軒並み売られる局面で、多くの投資家たちが狼狽売りするわけです。

 

株価が好調な時は、誰もがリスクに鈍感になり、なぜハイテク株に投資すべきか、そしていかにハイテク株が素晴らしいのかを雄弁に語るものですが、弱気相場になると途端に静かになります。

 

さて、ナスダックが6800ポイントを下回れば待っているのは暴落。

 

 

ハイテク株に集中投資した投資家の断末魔は近いです。

 

 

CFDやBOでナスダックの下落に投資していた方は十分な利益が見込まれたのではないでしょうか。

コメント