【原油】産油国の減産で原油価格は持ち直すか

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米原油先物価格はわずか二カ月で-35.7%安と暴落しましたが、OPEC(石油輸出国機構)とロシアが大幅な減産で合意したことを受けて、今後、世界的な原油供給過剰の解消に伴い、価格は持ち直すことが予想されます。

 

【原油先物価格:WTIC】

 

OPEC総会で、OPECと非OPECの主要産油国が合わせて日量120万バレルの減産を決定しました。

 

内訳はOPECが80万バレル、非OPECが40万バレルです。

この減産発表を受けて、NY原油先物価格は+2.18%の上昇しました。

そもそも米原油価格が暴落した背景には、米国の原油生産量が過去最高水準となっていることが挙げられます。

 

 

これは、原油価格が60ドルを超える水準で推移していたことに加えて、シェールオイルの生産性が向上したことで利益を確保しやすくなったためです。

ちなみに、10月の米原油生産量は日量1090万バレル、11月は同1170万バレルと過去最高を更新しており、採算ラインは50ドル程度と見られています。

ただし、足元ではリグ稼働数が減少に転じつつあることから、短期的に見れば原油価格が回復することが予想されます。

 

 

原油価格とリグ稼働数は二~三カ月ほどのタイムラグがあるため、原油価格が採算ラインの50ドル台ギリギリで推移していることから、リグ稼働数はこれからどんどん減少することが予想されます。

 

リグ稼働数が減少すれば、供給過剰懸念が和らぎ、原油高に追い風が吹きます。

 

 

先週末に発表された原油在庫は予想-0.9万バレルの減少に対して、結果-732万バレルの減少と予想を大幅に下回りました。

 

グラフを眺めると、原油在庫が減少すれば原油価格は上昇し、在庫が増加すれば価格は下落する傾向があることがわかります。

このように、原油価格が急落したことで、生産量は落ち込み、在庫は減少、これに伴い価格は短期的に反発することが予想されます。

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